労働組合とは
❶ 会社との交渉
職場をよくする
労働者の声を集め、会社と交渉し、よりよい職場のルールと環境をつくる。それが労働組合の大切な役割です。一人の小さな声が、職場や会社全体を変えることも珍しくありません。
実際どんな交渉をするのか
労働組合が会社と交渉するのは、賃金だけではありません。以下はその一例です。
組合員の声が改善に
つながるまで
あなたの一声が職場・会社を改善する大きなきっかけになるかもしれません。
全国の労働組合が一斉に交渉する 「春闘(春季生活闘争)」
春闘とは、労働組合が毎年春に、賃金や労働条件の改善を求めて企業と交渉する取り組みです。多くの労働組合が2月ごろに要求を提出し、企業からの回答が3月ごろに出されることから、「春闘」と呼ばれています。
働く人たちの声を大きくするため同じ時期に一斉に交渉しています。多くの労働組合がそろって賃上げを求めることで、個別の会社だけでなく、産業や社会全体に賃上げの流れを広げることができます。
2月ごろ労働組合が一斉に要求を提出
3月ごろ会社が回答
一斉に交渉する理由
一斉に要求を提出することで
交渉力を高め、
賃上げの流れを社会に広げるため
春闘は労働者の声を大きくし、
よりよい賃金や労働条件に
つなげる取り組みです。
最新の春闘情報は
下記からご確認ください
労働組合と会社が
話し合って決める、職場のルール
「労働協約」
労働協約とは、労働組合と会社が話し合って決める、職場のルールです。労働協約を結ぶことで、労働基準法よりも多く・柔軟な休日や休暇、手当など、職場に合ったより良い労働条件をつくることができます。
話し合いを職場の変化に
つなげる
労働組合の交渉は、会社と対立することだけが目的ではありません。
労働者が安心して力を発揮できる職場をつくることは、会社が安定して事業を続けていくことにもつながります。
- 労働者の声を集める。
- 会社と話し合う。
- 合意したことを職場のルールにする。
そして、そのルールが守られているかを確認する。
労働組合は、この積み重ねによって職場をよりよくしていきます。
ただし、世の中には職場だけではどうにもならないこともあります。
そんなときは労働組合による
「社会のルールを変える」取り組みが重要です。
とはいえ、
許せないこととは闘います
組合員の生活を脅かす会社の動きに対して闘うことも労働組合の重要な役割です。