JAMのモノづくり

JAMのモノづくり ものづくり
「基本法」
日本技術・技能院
の法制化
モノづくりに携わる
女性たち
書籍紹介

シリーズ「モノづくり」

「モノづくり」に携わる女性たち

 「ものづくり基盤技術振興基本法」(ものづくり基本法)が昨年3月19日に公布された。ものづくりとしての基幹的な産業である製造業の発展にむけ、また、そこで働くものづくり労働者の確保や資質の向上、民間の自主努力に対する支援などが行われることとなり、ようやくものづくりを再評価する社会的環境が整いつつある。
 「モノづくりの再構築」をめざすJAMの取り組みに沿って、機関誌・「月刊JAM」では、JAMに加盟している労働組合の「モノづくり」の現場で働く女性たちに焦点を当てて紹介している。

 一般的に、女性は学卒時に事務職等の正社員として就職するが、結婚、出産等で退職し、30歳台後半から技能工、製造・建設作業者や労務作業者にパートタイム労働者として労働市場に再び参入するパターンが多い。長期の訓練と経験を積み、高度熟練工として自らの技能を向上させる環境は男子労働者に比べて乏しい状況といえる。
 高度熟練工の減少と、ものづくり軽視の中で、さらにその補助的な仕事に従事する女性が多い中、企業や労働組合そして本人の努力で高度な熟練技能を身につけ活躍している女性もJAMを構成する単組の中にも存在する。それら高度な技能を身につけた女性たちを紹介していく。

【月刊JAMより】

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