JAM鋼構造部会は国交省の長安豊政務次官を招き、労使による政策研修会を5月10日、参議院議員会館会議室で開いた。参加者は会社側の7人を含む38人と津田やたろう参議院議員、小山JAM副書記長など。

 冒頭、小山副書記長が「津田やたろう議員、国交省政務次官との懇談を行うが、政権交代の成果・組織内議員を持つことの意味・役割を実感してもらいたい」とあいさつした。
JAM鋼構造部会の労使会議は、労使が一緒になって協議して行く非常にいい形になっている。今後も提案できるこのような場の継続をお願いしたいと労使会議の坂下使側代表がまとめた
 
 
適正価格を作るための取り組みも二期目の課題と津田やたろう議員
適正価格を作るための
取り組みも二期目の課
題と津田やたろう議員
 津田やたろう議員は、「デフレを止めて適正な価格をしっかり維持して行かなければ、国内のものづくりはますます衰退してしまう。適正価格をしっかり作って行くためには独禁法や公正取引問題にチャレンジして行かなければならない」と2期目の課題に取り組む決意を述べ、JAMのものづくりの議席の確保へ引き続いての支援を要請した。

 長安豊政務次官は、公共事業は、単に減らすだけではなく、日本が成長していくために必要なものを重点的に整備して行く必要がある。成長戦略会議の中では海外の公共事業も取り込んでいくことや、民間から資金を取り入れて橋梁の維持管理を行うシステムなども検討している―などと述べた。

関 連
2010年2月3日 国交省政務次官と公共事業について懇談
2009年12月25日 国交省政務次官に民主党の中長期の公共事業について質問

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